まずは。
大事な命を失った高校生に黙祷。
さて、僕もこの問題については言及せねばならないでしょう。
体罰というのは暴力であります。
しかも、絶対的強者が弱者に振るう力です。
従って、使うものはそれが単なる暴力であることを認知していないと
ただの「いじめ・パワーハラスメント」の類になってしまいます。
しかし、力というのはまだまだ必要だと思っています。
世の中から軍隊をなくすことができないように。
人間は強いものには弱い、弱い者には強いのです。
一切の力を先生が放棄したとき、生徒たちは、
自分たちの力を必ず良い方向に使えるのでしょうか?
「話せばわかる」?
そうなのかもしれませんが、机上の空論だと思います。
プロ野球選手が色々おっしゃっているが、
彼は教育の現場で指導しているプロではない。
スポーツ指導者と、教育の前線にいる先生は同じではない。
そう。スポーツの指導と学校の教育は別で語ったほうがいいと思います。
そして、今回のバスケ部の件。
僕としては何とも言えない。これが結論かなあと。
だって、その場で見てないですから。
本当に、フルスイングで往復びんたを30回も40回も
無抵抗な生徒にしているとするなら、そんなのはただのサディストによる犯罪。
でも、何度言っても解らない子供もいるし、
その理由が単に「だらしない」だけという子供もいるのも確か。
向上心すらない子もいる。
そんな子に、大人としての怒りをぶつけちゃいかんのでしょうか?
何度も万引きでつかまる子も「話せばわかる」?
世の中をなめてるヤツで溢れかえりそうな気がしますが。
でも、うちのセミナーでは今後、体罰は一切排除します。
なんでと言われれば…。
単純に、古臭い指導法だから。
そこのとこは激しく桑田氏に同意します。
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