2010年6月19日土曜日

そうならないためにね。

体験で来ていた女の子の話なんですが、
いや、誰とは言いません。現在とも過去とも言いませんが。

某公立高校に行きたいらしいんですが、
全く成績が足りないんです。

うちのSCMに来て、今までの生活を180°変えて、
それでもその高校に入れるかというと、
正直難しい。(汗)

「そもそも、なんでその高校に行きたいの?」
と、聞いたら、その時点でメソメソ泣いてるんですけど、
「…。」
それで、お母さんが見かねて、
「制服が可愛いから?」
…(首を)コクリ。

挙句の果てには、この塾には来たくないそうで(笑)。

まぁ、どれだけお嬢様育ちをしてきたことか。
耳障りの悪いものは、オートカットされてきたのでしょね。

お母さんも、正直悪いとは思いました。
本人にはほとんど発言させておらず、ほとんどお母さんの誘導尋問。

最近は、こういうのに腹が立たなくなってきました。
昔なら、
「おとといきやがれ!」
とは言いませんが、それに近いことは言ってたかもしれません。

そう…、なんだか純粋に「かわいそう」だなぁと。

今まではちょっと気に入らないと、駄々をこねたり、
すねて見せたりすれば、
「おー、よちよち」って具合だったのでしょうが、
今後は…ねぇ。

あそこで、お母さんが叱り飛ばせば、
助け舟を出してあげようと思っていたりもしたのですが、
あえなく轟沈。

彼女は、僕のことを神様かなんかと勘違いしてたのでしょうか?
「いい子にしているから、某高校入れさせてください」みたいな。

はっきりと「無理」と言ったら、
表情があきらかに変わっていましたからね。
だって、無理なものは無理ですもんねぇ。

「そんなのやってみなきゃワカラナイ!」
とか言いたかったのかな?

世の中はドラマやアニメとは違うんだよね~。
やる前に、ある程度の予想を立てるって一番大事でしょ。
あれは、野望ではなく無謀ってもんです。

ま、がんばってくれればいいと思います。
それでもな~。

私立には行きたくないです。
絶対公立に行きたいです。でも、あんまり勉強はしたくないです。
それで、今のままの状態で、絶対に部活は辞めたくなくて、
某高校に入りたいです。制服がかわいいから。

これが発言の要約だ。

ちょっとな~。
ゴメン。僕には無理です。デキマセン(泣)

あーそうそう。
今日のテーマ。

そうならないためにね。
三年生になってボロボロ泣かないようにするためにね。

今から、がんばんな。応援すっからさ。

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