2009年12月10日木曜日

ダメなものはダーメ。

今までに、何度か辞めていった生徒のお母さんから
「そんなに厳しくやりすぎたらついていけませんよ」
と、お叱りの言葉をいただいたことがあります。

やっぱり、生徒が辞めていったり、
こちらから辞めてもらったりしたときは、
トコトン「凹み」ます。

一緒に頑張って来た生徒や、保護者の方とのお別れは、
それはもう、寂しいものです。

しかし、横須賀進学セミナーは、
「勉強をするところ」ではなく、
「成績を上げるところ」
でありたいのです。

「そんなに勉強、勉強言わないでいいです」とも
言われたこともあります。厳しくしないでください、と。

しかしですね・・・。

今日も、子供達に例え話をしたんですが、

「潰れてもいいから、とにかく安く家を作ってください!」
と言われて、
「お金さえくれれば、いいですよ!」
って安請け合いするような大工さんに、
誰が次の仕事を頼むでしょうか?

結果を出さなければいけません。
未来がありますから。
僕は、今の大手塾に将来はないと思っています。

周りの塾を見てみてください。
ホームページには、2~3万円の月謝と言っておきながら、
実際は色々なオプションを付けて、5~7万円取っている
なんていうのはザラでしょう?

しかも、成績が上がらないなんて、これって
限りなく「詐欺」に近くないですか?

でも、これは、塾ばかりが悪いのではありません。
まずは、生徒が悪い。
成績が上がらないのに、友達がいるから、
環境の変化を嫌って、現状維持を選ぶのは怠慢です。
子供たちが一番しなければいけないのは、
「遊び仲間」を作ることではありません。
厳しい環境の中で励ましあい、お互いに磨き合う関係なら、
それもいいとは思います。
しかし、楽しいだけの環境では、「真の友」はできません。
次に、親が悪い。
子供が嫌がるから、真正面から子供の将来と、
今ある現実から目をそむけて、
「子供が楽しいって言っているから・・・」
と言って、お金を払い続けるのは、
子供のためになりません。

偉そうに言ってしまいました。
でも、僕はそう思います。

まずは、お父さん、お母さん頑張ってください!

特に、叱られることに免疫のない子が、
年々増えている気がします。
いや、事実増えています。

今年に入ってからも、いましたね。

普通に話をしているときはニコニコしていて、
宿題をやってこなかったから、叱ったら、
二週間後にはいなくなった子。

その子の将来が不安で仕方ないです。

悪いことをしたら、平等に叱るのは大人の義務でしょう。
また、叱られるのは子供の権利だと思うんですね。
だって、大人になって自分の怠慢で
するべきことをしなかったら、
ダメな人ってレッテルを張られるだけでしょう。
叱られるってありがたいことだと思います。

子供と真正面から向き合ってください。
将来のことを考えてあげてください。

まっすぐに、元気に、健やかに育ってくれればいい。

江戸時代以前の農民じゃないですから・・・。

時代は刻一刻と変化し続けています。
例えば、東京五輪の前は、
高速道路とか、カーナビ、携帯電話、食器洗浄器
なんてものは、漫画の中の世界だったわけですよね?

今は、PCがないと会社のエントリーシート(志願書)すら、
手に入れられない時代なんです。

サッカー、野球、その他色々のスポーツに力を注ぐ。
僕はずれてると思いますね。

「子供にはやりたいことをやらせてあげたい」

確かにそうですね。

でも、JALがひいひい言ってる時代です。
トヨタが大赤字を出す時代です。
大学生にも職がない時代です。

一生、子供を神輿の上に担ぐことはできないでしょう。
子供にはやりたいことをやらせて、
親がそれをフォローする。

いつまでできますか?

仮に、ですが。
どんなに莫大な資産を残しても、
その資産を運用する能力がなければ、
食い潰すのは容易いですね。

たとえ、親が死ぬときに、一億のお金を残しても、
簡単に無くなると思います。
使い方と、大事さを教えなければ。

何よりも、忍耐力を身に付けさせなければ。

「嫌だから、辞める」
「辛いから。辞める」

もちろん、こちらにも非はあるでしょう。
でも、これだけは言っておきたいんです。

僕は、叱るときは平等です。

ダメなものはダメです。
今回だけは見逃してください?
いつもはやってきているじゃないですか?

ダメなものはダメです。

何度も言っているでしょうが、
僕はプロでありたいんです。

今日の、締めくくりの例え話。

いいお医者さんって、患者に優しいお医者さんですか?
確かに、そう感じますけども・・・、
治してくれるお医者さんが、本当のお医者さんでは?

優しい先生が、いい先生?

・・・ブログって、好きにものを言っていいんでしょうか?
今回だけは、汚い言葉だけど、本心を語らせてください。


「先生にはついていけません」って言って辞めていった
人達へ、反論。

耳に優しい先生を求めてる?
優しい言葉で、語りかけてほしい?
やりたいことをやらせてあげてほしい?

冗談じゃない。
世の中はそんなに甘くない。
だから、それを実践してる。
こっちは、ひき逃げにあったときだって、
その日の数時間後には授業をやってるんだ。
骨を6本折られて、
肺が片方潰されたって、
授業をやってるんだ。
言葉どおり、命を賭けてるんだ。
今だって、肺は戻ってないし、
骨も折れたまま。
手術したら、長期入院が必要になるでしょ?


何でかって?
それが、大事な子供を預かるものの当然の意識だから。
生徒が本当に可愛いから。

自分で言うのもなんだけど、
そんな、ある意味「馬鹿な先生」どこにいる?

ほんとにすいません。
言葉が汚くて、本当にすいません。
でも、言いたい。

先生は厳しすぎる?
スパルタ?

誰と比較してるんだ。
上っ面だけ、
優しい言葉をかけてくれる先生がいい?
それで、その結果がその学校に行ったこと?

教えるのは、もっともっと上手い先生はいる。

でもね。

気持ちの面では、
僕は「世界一」だよ。


辞めるときに、自分から挨拶すらしない。
いつまでお母ちゃんのスカートの中に隠れるつもりだい?

オママゴトを求めるやつは最初から他でやってくれ。



・・・うへー、言っちゃった(/ω\)

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

そうですね。昔、私の学生時代は本当に怖い先生がいました。今はそんな先生を見つけるほうが難しいです。塾での出来事を子供がたまに話してくれます。そんな話を聞き先生怖くないと子供に聞くと、「怖いけど何か安心する・・。何かあっても守ってくれそうな気がする。」と言っていました。それだけではないでしょうが、子供ながらに感じるところがあるんですね。
話は変わりますが、失くしてしまったカセットが見つかり、またゲームに没頭しています。勉強する時間が有り余っています。子供には内緒ですがもう少し宿題あったほうがいいです。

しょー... さんのコメント...

なんか
感動しました!

せんせー さんのコメント...

レス、ありがとうございます。
多感な時期ですから、
バランスを考えて、できるだけ、
将来の為になる方向に導きたいと思います。