2009年9月1日火曜日

政治と生徒達の生活と、エゴイズム。

ちょっと堅い話が続きます<(_ _)>

日本は、鉄、石油などの資源のない国です。
また、食料自給率も先進国の中ではかなり低い方です。
これは、小中学校で学ぶ社会の知識です。

では、そんな日本が、どうすればいいのか?
これについて、ほとんど教科書には記載がありません。

日本は、他の国から嫌われています。
また、警戒されてもいます。

・・・過去の清算がなされていないからです。
僕はそう思っています。

よく、僕は生徒達には、こう言っています。

「日本は国際社会の(ドラえもんの)スネ夫に似ている」
「もっと、危機感を持たなければいけない」 と。

他国からの尊敬を得ていない小金持ち。
平和を自分たちで勝ち取っていない、与えられた国。

他国を訪れて初めて分かること。

アジアのほかの国の人達と容姿は似ていても、我々は日本人であるということ。
自分たちが意識しないでも、私達は日本人であるということ。

自分たちは、自分達で身を守らなければいけないんだなぁ、と。

当たり前の意識なのでしょうが、これが日本人には決定的に不足している、
ように思えてなりません。

うちの生徒達には、ぜひぜひ、外国を旅してほしいと思います。
そして、「国家」と、「民族」について
一度、考えてほしいと思います。

いや・・・僕は、自分の思想は「右」でも「左」でもないと思っています。
ニュートラル(中立)でありたいと思っています。

愛国心とか、そういうものを煽るような意図は全くありません。

ただ、外国に行ったとき、
「日本」は我々にとって「家」なのだと痛感したことがあるのです。

グローバル化はこれから更に進んでいきます。
これは、間違いようのない事実でしょう。
世界は、もっと狭くなっていきます。

子供達は、今よりも、もっともっと世界を身近に感じるようになるでしょう。
世界に羽ばたいていくことでしょう。

だからこそ、

帰って来るべき「家」を守ることが大事なのではないかなぁ、と。

我々の世代は、それをする為の、
言わば、踏み台になるべきじゃないかと思うのです。

本当に、いつの日か、日本が、日本人が、
国際社会で尊敬を得ることができて、
本当の意味で対等関係に立つことができたとき、

世界に大勢の人材を輩出すること、
また、
その人達が帰ってくるべき、
優しく、なにかあれば守ってくれる、「家」を
しっかりと築き上げることが必要なのではないかなぁ、と。
僕は思っています。

小中学生のお父さん、お母さん。

子供達の世代は、我々の生きてきた世代とは違います。
競争相手は、もはや、
「世界」になりつつあると思いませんか?

ふとふり返ると、
身の回りに、アジア系の方々が増えているのを感じませんか?

みなさんのお子さんは、
そんな世界中の人達を相手に、競争し、
しかも、勝ち残らなければいけないのです。

習い事をさせるのはいいと思います。

でも、サッカーや野球を勉強よりも優先させることは
絶対に間違っている。

日本人は、給料が20万円で「安い」と言う。
外国の人のなかには、10万円の給料で「ありがとう」
と言う人もいます。

子供が、野球をやりたいから、サッカーをやりたいから、
子供のしたいようにさせてあげたい、
と、日本人の親が言っているときに、
「家の為に出世しろ、家の為に働け」と言っている
親もいるのです。

世界が、今よりもっと狭くなったとき、
「やりたいようにやらせてあげた子供達」は、
ライバルに勝つことができるのでしょうか?

僕は、どこの馬の骨ともしれない自分の下に集まってくれた
子供達を本当に愛しく思い、また、感謝しています。

だからこそ、警鐘を鳴らし続けなければいけないと思っています。
世界から見た日本の姿を教えていかなければいけないと思います。

戦いには、勝たなければいけない。
勝つためには、
己を知り、相手を知らなければいけない。
相手の思想を知らなければいけない。

僕のエゴですが・・・
僕の生徒達には、勝ち残って欲しい。

日本がどうしようもなく、ガタガタになっても、
自分の生徒達は、しぶとく勝ち残ってほしい、
と思っています。

究極、僕は生徒達には、
会社に頼らず、社会にも頼らずに生きていける力を
身に着けてほしいと思っています。

・・・戦い続けましょう。

旗を振って、先頭に立つには、
自分がまず成功しなきゃ説得力がないなぁ(;´ρ`)

がんばります(´;ω;`)


では・・・('∇')ノシ

2 件のコメント:

しょー... さんのコメント...

まぁ。
そのためにも、これからよろしくお願いします!><;

せんせー さんのコメント...

とにかく、ついていらっしゃいヽ(`Д´)ノ