2009年10月26日月曜日

悲しみの連鎖。

イラクの首都バグダッドの中心部で25日午前(日本時間同日午後)、法務省などを狙った2件の連続爆弾テロがあり、ロイター通信は警察当局者らの情報として、少なくとも132人が死亡、500人以上が負傷したと伝えた。

【 最新のニュースから。 】

ご無沙汰いたしました。

前回のブログをみなさまにご覧頂くため、
一週間更新を控えておりました。

先ほど飛び込んできたニュースです。

132人が死亡。

数字は恐ろしいものです。
淡々と事実のみを知らせてくれます。

500人以上が負傷。

かろうじて命をとりとめた人も負傷、ですね。
今後、普通の生活ができなくなった人も。


人の悲しみを自分のものに。

君達が、お父さんやお母さん、
お祖父さんやお祖母さんのお蔭で、
今、布団に寝ているときに。


あなた達の知らない、ある人の。

お父さんやお母さん、
お祖父さんやお祖母さん、
子供や孫、友達の命が奪われているという事実を。

どうか、忘れないで下さい。


そして、そんな人達の、
顔や気持ちを思い浮かべて、

どうか、

勉強してください。

いや、

一緒に勉強しましょう。


人は人です。

食べるものが違っても、

信じる宗教が違っても、肌の色が違っても、

人は人なのです。




僕は、小学校5年生のときに、同級生、
いや、友人を病気で亡くしました。
その子は、最期に、涙を流しながら、こう言ったそうです。

「お母さん、もっと生きたいよ。」と。

人の意思?神様の意思?

人の意思なんかではありません。
神様の意思ならば、神様なんかいりませんよ。

今回の自爆テロで亡くなった132名のイラクの方々、
僕の大事な友人で、生きることができなかったその命。


僕の大事な生徒達に、

その命を託したいと思います。

いつか、こんな悲しいことが無くなる様に。


どんな形でもいいから、

世界中から、少しでも涙を減らせるような人に。


今日、みんなにも話します。


顔も名前も知らないけど、
不幸な歴史と悲しみの連鎖で命を落とした、

132名の御霊に合掌。

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